奈々のお手入れ


奈々のお手入れは、短毛犬なのでいたって簡単です。
毛玉になることはありません。
毎日していることは、
食後の歯磨きとお散歩の後のブラッシングと足洗い、
体を蒸しタオルで拭くこと
・・・ぐらいでしょうか。
奈々は、私たちと室内で暮らしていますので、
お散歩の後には、足をお風呂場で
丁寧にブラシを使って洗います。
我が家では、薬用石鹸で足を洗っています。
犬は肉球の間に毛が生えていますので、
石鹸が残らないようによくすすぐようにしています。
残っていると皮膚病の原因になります
後は、
爪切り(狼爪も忘れずに切ります。
伸びすぎて皮膚に刺さり手術をする犬もいるらしいです。)
肉球の間の毛もカットします。
フットパットの周囲から毛が伸び過ぎてると
汚れて不潔になり、
(フロアーの上だと奈々がすべりやすく歩きにくいので・・・)を
2週間に一度ぐらい、
耳のお掃除は1週間に一度くらいします。
肛門腺も絞ってあげます。
(肛門嚢は、分泌物がたまると肛門を圧迫するので
排便時に痛がったり、ウンチが近くなったりするらしいです。
肛門嚢腺の分泌物がたまり過ぎると炎症
《肛門炎などの病気に繋がるらしい。》を
起こすことがあるらしいので、
人為的に絞り出してあげる必要があるのです。)





奈々と室内で暮らしていて驚くことは、抜け毛です。
春と秋の
換毛期には、コート(=毛)が大量に抜け変わります。
マルチーズやイングリッシュ・ポインターなどは、
アンダーコート(下毛)を持たないシングルコートですが
秋田犬の奈々は、
オーバーコート(上毛)と
アンダーコートを持つダブルコートなので換毛期があるのです。

換毛は、犬の重要な体温調節の役目を果たすらしいです。
オーバーコートは、荒い外側の被毛で保護毛とも言われています。
アンダーコートは、綿毛とも言われ、保温の役目を果たしています。
季節的な換毛は、アンダーコートが中心で春には
夏毛(毛が抜けてアンダーコートの密度が減少します。)に、
秋には冬毛(寒さに耐えうるようにアンダーコートが増えます。)に抜け替わるのです。
オーバーコートは、季節的に集中して抜け替わりませんが、
年間を通じて随時少しずつ抜け替わっているようです。
秋田犬のような自然毛の犬種の場合、
1年くらいの周期で抜け替わっているらしいです。
奈々は室内で生活していますので、
少しよその犬とは、換毛期がずれている気がします。
初めての喚毛期には、余り大量に抜けるので病気ではないかと思ったほどです。
室内で一緒に暮らしていて大変なことはこのコートのお掃除だと思います。
クリーナーをかけてもかけても、きりがありません。
まともにお掃除をしようと思ったら一日クリーナーをかけていなければならないでしょう。
私は、あっさり現実を受け止め神経質にしょっちゅうクリーナーをかけたりせず
「気になったらその都度する。」に撤しました。(笑)
我が家は、幸い椅子の生活なのでフロアーとの距離があり、
良かったなんて楽観的です。
我が家の室内も車内も、奈々の毛が・・・、
まー犬と暮らしているのだからしかたないか・・・と言う感じです。
気休めに空気清浄機などをつけて自己満足しています。
幸いこれほど毛が抜けているのに、子供の喘息の発作が全く出ませんでした。
驚きと感謝の念に耐えません。
奈々は毛が抜けて大変だけど、それも自然のなせる技、
それ以上に可愛いし、おりこうな子なので(親ばかです!)
「プラマイ、ゼロ」と言うところでしょうか・・・。(笑)




体全体もシャンプーします。
シャンプーは、小さい時は、転げまわったりしましたので、
汚れたらその都度シャンプーしていましたが、
余り頻繁だと犬の被毛に含まれる脂肪分がなくなると
いうことで控えるようにしました。
平均すると1ヶ月に1、2度でしょうか・・・。


シャンプーは、ほとんどシャワーでします。
浴槽に写真のように入れることは、まれです。
この写真は、夏なのでぬるま湯に入れられた姿です。
奈々は、いつも静かにしてもらっています。
よくすすぎをして、タオルで拭いて、
ドライヤーをかけます。
これが時間がかかります。
夏は扇風機を
冬は温風ヒーターを兼用して乾かします。
後は耳の中に水が入っていると大変なので、
綿棒で拭きとります。
ふだんは、液体やムースのドライシャンプーを
体につけてブラッシングをして、
蒸しタオルで拭いて、
その後に「Coat and Skin Conditioner」と
いうスプレーをかけて、
毛のつやをだし、体臭の除去をしています。



泳げないのがつまらない・・・

お爪のお手入れ!
こんな格好でするのは、パパだからです。(笑)