我が家の秋田犬、「奈々」も御多分にもれずその魅力を振りまいています。
素晴らしい犬です。(親ばかですが・・・)
「真摯な心」を持つ犬です。かけがえのない我が家の一員です。
奈々は、いつでも優しく大きな暖かい心で私たち家族を見守ってくれています。
家族の喜びも悲しみもすべて、心の内を粒さに感じ取り理解してくれています。
 殺伐とした現代、心がささくれ立っている時、奈々を抱きしめて撫でているだけで、
奈々の純粋な目を見ているだけで、心が洗われ不思議に穏やかな気持ちになるから驚きです。
奈々は、私たち家族のTherapistです。私たちの心を癒してくれます。
奈々は、私が具合が悪い時は、決して「遊ぼう」とボールやおもちゃを持ってくる事はありません。
いつでも私を理解し、遠くから見守ってくれています。
「優しく」「忍耐強く」、その暖かな奈々の心を感じとれる時、
奈々という犬に出会えた事を心から感謝し、幸せを実感します。
何も言わずとも、犬と人間は心を通い合わせることが出来ます。
お互いに何を感じているのか手にとるように解ります。「心の絆」を結ぶことが出来ます。
心が通い合えるから、犬との生活は、楽しいのだと思います。
犬と暮らすことの魅力はここにあるのだと思います。
奈々は、本当にピュアな心を持ち、まっすぐに私たちを見てくれます。
「素直」で「純真」で「優しく」「謙虚」な姿を目の当たりにすると、自然に顔がほころびます
幸せになります。人間の忘れているものを思い起こさせてくれます。





犬との生活は、プラスαの生活かも知れません。
でもこのプラスαの生活を知らないのは、
人生何かもったいないことをしている気がしてなりません。
こんな思いは人間との関りでは感じれない気もします。
確かに大型犬を飼うということの中には、
シビアな苦労がないわけではありません。
周囲に対する心使いを目に見えないところでしなければならないし、
経済的な面でも小型犬より、医療費も食費もかかるでしょう。
しかし大型犬を飼い、共に生活することのメリットは
それらのデメリットを十二分に相殺して余りあるものがあると思います。
犬と一緒に暮らす事の楽しみ、歓び、幸せ
(たまには大変な事もあるけれど)を
味わえる事を奈々に感謝します。
奈々、本当にありがとう!!
犬は、ただただ理屈無く可愛い、ただただ愛しい。
「無償の愛」などという言葉を使うのは、何か気恥ずかしいけれど、
この言葉が何かあてはまる気がします。
犬とは、ほんとうに不可思議な動物です。
そして私の大好きな動物です。



はじめに・・・

奈々への想い!

top

next



犬は、1万2000年くらい前から人間との共存生活を始めました。
そして今や、地球上のいたる所で人間社会の一員として
不可欠な動物となっています。
警察犬、盲導犬、介助犬、聴導犬、牧羊犬・・・・とその姿と活躍は、
人間の能力を遥かに超えたところで力を発揮し、感嘆の念に耐えません。
そして一番身近にいる家庭犬、Companion Dog も同等なくらいに
私たち人間の心を癒し、力となってくれています。
犬とは、人間にも劣らず、素晴らしい動物です。
人間とこれほどまで近く「共存」出来ている動物がいるでしょうか。
「共存」、好きな言葉です。 
私たち人間は、犬という動物と「依存」するのではなく「共存」する事で、
お互いになくてはならない存在になっているのだと信じて止みません。





奈々は、現在13歳(人間の年に換算すると、秋田犬を中型犬として見るなら76歳、
大型犬として見るなら96歳らしいです。) 
高齢の域に達し、今では足がずいぶんと弱り、お散歩も以前より遠くには行けません。
何でもないものにつまずいたり、きちんと「おすわり」が出来なくなっています。
犬の寿命は、人間よりもはるかに短く、奈々のお友達の訃報を聞くたびに心が締めつけられます。
淋しくて涙があふれます。この頃特に、「犬の老い」について、考えさせられます。
「いつまでも、いつまでも奈々と一緒にいれますように・・・
長生きしますように・・・」と、祈らずにいられません。




「奈々のホームページ」は、私のそんな思いがいっぱい込められています。
平凡な家族と奈々との拙いありふれた記録です。
奈々との「思い出」を記録として残せたら・・・
奈々という優しい犬が、この世に存在し、
家族の者に大きな幸せを与え続けているという現実を記録として
残すことが出来たら・・・、良いな・・・と思ったからです。
そして、一人でも多くの方が「奈々のホームページ」をご覧になり、
奈々の魅力をお知りになり、奈々の長寿を
私たち家族と共に願ってくださることを切に祈ります。



2001年05月20日


Home


「ね〜、ごはんま〜だ?」

ケーキ、食べてみたいなぁ〜!